協和工業株式会社

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ユニバーサルジョイント技術情報

技術編

角速度の変化について

図:1回転中の速度の変化

シングルジョイントは角度をつけて回転すると、入力軸と出力軸の間では、1/2回転を周期として増速、減速が繰り返されるいわゆる不等速運動が生じます。

<入力軸と出力軸の関係>

式:入力軸と出力軸の関係

位相『1対のジョイントの向き』

図1:正位相 1回転中の速度の変化

(1)正位相(正しい向き)

図1の様にセットしますと、不等速が相殺されT軸とV軸は等速となります。

図2:誤位相 1回転中の速度の変化

(2)誤位相(誤った向き)

図2の様にセットしますと、U軸・V軸と不等速が増幅されます。

※出力軸(V軸)の脈動により、トルク変動が発生し振動及び異音の原因になり、早期の破損につながることもあります。

合成作動角

図:合成作動角

水平、垂直、両面間で同時に屈折する場合に合成屈折角を求める必要があります。

式:合成作動角

クリアランス

スムーズな回転をさせるためにジョイント部には、機能上必要なスキマがありますが、NC・ND型でクリアランスを小さくしたい場合はお問い合わせ下さい。

設計及び取り付け上の注意

機械組み立て上、又は機械構造上の誤差を吸収するために、ジョイントを含む一連の接続軸のいずれか1か所以上に必ず軸方向の調節機構を設け、ジョイントに引っ張り荷重や圧縮荷重が掛からないようにして下さい。
もし、調整機構が無い場合、スムーズな回転が得られず、早期の破損につながることもあります。

軸受けについて

図:軸受けについて

ユニバーサルジョイントの近くで軸を受けて下さい。

組立作業を容易にするために

図:組立作業を容易にするために

協和ユニバーサルジョイントには、あらかじめ軸とのセットピン穴が加工されています。セットピン穴は、専用機により正確に加工されていますので、継続してお使い頂く場合には簡単な軸用穴あけ治具を用意すると便利です。

<メリット>
  • a. 組立作業の標準化
  • b. 組立作業の軽作業化
  • c. ユニバーサルジョイントの互換性
強力セットピン

図:強力セットピン

  • KYOWA標準品に付属されます。(見分けのため溝が入っています)
  • 右図のように段付で片ぎきになっており、有効部分は全長の1/2です。
  • 相手軸のピン穴には多少の芯ズレがあっても差し支えありませんが、ピン穴の公差はH8程度に仕上げてください。
  • 材質SCM415を浸炭焼入(HRC60°)し、研磨仕上(公差m6)しています。
  • パーツ売りもございます。
平行強力セットピン

図:平行強力セットピン

正逆転の時や、衝撃運動のような時、ピンが抜け出る恐れがありますので、平行強力セットピンをご使用下さい。
平行強力セットピンをご使用になる場合には、品番末尾に、-Eをつけてご指示下さい。

S*-**-**A-E
S*-**-**C-E
N*-**-**A-E
N*-**-**C-E

リングスプリングの取り扱い方

図:リングスプリングの取り扱い方

  • 一旦セットしたリングスプリングを脱着すると、スプリング効果を失う事があります。
  • 図のような工具を用意すると、組立作業が容易になります。
  • ジョイント外周に掛けたままで長時間放置したり、ハンマーでたたいたりしないで下さい。

図:リングスプリングの取り扱い方

給油について(S・Nシリーズ)

写真:給油について(S・Nシリーズ)

初めてご使用になる場合には、初期給油を行い良好な潤滑状態でご使用下さい。
環境(温度、安全、粉塵)が悪く、メンテナンスが困難な条件下では、ゴムカバー付き(グリス封入)が効果的です。一般的には、次のような給油方法を行います。

A:グリス塗布、潤滑油点滴、ゴムカバー付き(グリス封入)
B:噴射給油、噴霧給油、オイルバス

特に許容条件変数に近い場合には、強制給油(B)が必要です。

表:参考

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